掃除機のそうじ

私は主婦のくせに、以前は掃除機が嫌いでした。しかし吸引力が変わらない有名な掃除機を6年前に購入して一転、掃除機をかけるのが大好きな人になりました。フローリングはもちろんのこと、畳や布団に至るまで毎日のようにじゃんじゃん使っていたところ、今日突然吸引力がなくなったのです。
焦った私はすぐさまフリーダイヤルに電話しました。てきぱきとしたお姉さんの指示に従い、フィルターをはずしたり、ノズルを本体からはずして逆から吸引してみたり、ヘッドの隙間の埃を取ったり、色々なことを試しました。でも吸引力は復活しません。しまいにうまく放熱できないためかモーターが熱くなり、作動しなくなりました。
吸ったごみの量を見て満足感を与えてくれた掃除機。埃で咳が出るアレルギー体質だった息子の咳を止めてくれた掃除機。6年間お世話になった掃除機が、とうとう引退宣言をしてしまいました。
引き続き、お姉さんの案内に従い、新しい掃除機購入の手続きとなりました。次の掃除機も、きっと毎日いい働きをしてくれるでしょう。
ひと仕事終えた感じで電話を切った私は、「…!」
掃除機のそうじをした際に出た埃が床にたくさん落ちていることに気づいたのです。
動く掃除機、今ないのに…!
しかたがないのでウェットティッシュで床を拭いました。新しい掃除機が届くのが待ち遠しいです。